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妄想セブンルール:鈴木敏夫

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どうも明石屋サーモンです。

「妄想セブンルール」第2弾となります!

 

セブンルールの番組が好きすぎるので

番組で取り上げられていない男性の方の

セブンルールを妄想しちゃいましょう!

という勝手な記事です。笑笑

 

では早速始めちゃいますね!

妄想セブンルール記念すべき2人目は

(ドラムロール)

 

鈴木敏夫さんです。

知らない人はほぼいないと思います。

日本の映画プロデューサー、スタジオジブリ代表取締役をされています。

(2019年11月現在)

 「鈴木敏夫」の画像検索結果

大好きです。著作も読んでいますし、ラジオ「ジブリ汗まみれ」もリスナーです。

特に徳間社長や、高畑監督、宮崎監督とのやり取りは傑作。声を上げて笑ってしまいます。

鈴木さんの名前は知っていても、どんな人なのかを知っている若い人は少ないのでは?と思い、今回は鈴木さんのセブンルールを妄想してみました!笑

参考リソースは最後に纏めています!

それでは早速見てみましょう!

 

1.起きる時間、寝る時間、昼ご飯、夜ご飯、必ず決まった時間

 

鈴木さんは若い頃に1回風邪をひいたことがあるそうです。

たった1回?と思うかもしれませんが、その風邪を引いたタイミングが悪かった、、、

作品を作っている間に風邪を引いたそうです。

それを知った宮崎駿監督は鈴木さんに対して「作品作っているのに、風邪をひくとは何ごとだ!」と怒ったそう。 

 

それを言われて口惜しくて、もう二度と風邪なんかひかないようにしてやろうと決意した」と鈴木さんはおっしゃります。(笑)

 

それ以降、鈴木さんは体調を1度も崩したことがないらしいです。

では風邪をひかないために何を大切にしているかと言うと、体調管理。

起きる時間、寝る時間、昼ごはん、夜ご飯は基本低には必ず決まった時間に取るそうです。

鈴木さんだけでなく、なんと高畑さんも宮崎駿も仕事に入ると風邪ひかないし、熱も出さないそう。

体調管理もそうですが、彼らに負けてられない。という意地もあるのかもしれませんね。

 

2.急がなくてもいいことほど早くやる

 

鈴木さんは多忙も多忙。特に映画製作中は超過密スケジュールです。

朝から晩まで関係者やスタッフとの打ち合わせ。

当然、頭を使って決断しなければいけない重要なタスクは山の様。

そんな中で鈴木さんは

 

急がなくていいことほど早くやる

 

と言います。

それはなぜか。

鈴木さんはこのようにおっしゃっています。

 

人は急がなくていいことをやらないでためてしまい、大事なことをやる時間を失っている。結果、急いでやらなければならないことほど大事なのに、わずかな時間で実行しようとし、事をし損じるんだ。

 

すぐにできる簡単な仕事を片っ端から先に片付ける。

そして大事な仕事は時間を使って考える。

これこそプロフェッショナルの流儀を感じます。

 

3.謝って信頼を勝ち取る

 

鈴木さんの元で3年間修行をしたアニメプロデューサーの石井朋彦さんが

謝り方で鈴木さんから指導を受けたことがあります。

それは怒っている人に対して、どのように向き合うべきかという鈴木さんの指導。

 

相手がどのくらい怒っているかは見極めて謝るべし。それも、1回で終わるように。

 

何度も謝らず、一度の謝罪ですませることが大事と言います。

何度も謝罪するのは自分のためのエゴの謝罪であると。

 

鈴木さんはメールや電話では謝らず、必ず会って、

相手の目を見て、直接謝るそうです。

 

謝る時は本気で謝る。

人は面と向かったら、怒りを相手にぶつけられないものだよ。その隙を突いて、本気で謝る。相手の目を見て、1回。真剣勝負

自分がどれだけ申し訳なく思っているかは、相手に伝わらない以上、関係ないし、意味ないんだよ。

 

真剣勝負の本気1回の謝罪。信頼すらも勝ち取る謝罪。勉強になります。

 

4.誰かと会う30分にはその人のことを考え始める

 

現代人は時間に追われている。

そんな中で鈴木さんが時間に終われないためにやっていること。

 

それは準備の「間」を空けること。

 

日々忙しい鈴木さんですが、誰かと会う30分前には

準備をしてその人のことを考え始めているそうです。

そしてその間に思いつくことで本番に臨む。

自分で「時間」をコントロールしていらっしゃいます。

 

鈴木さんが学生時代に呼んだ本で出会った言葉に以下のような言葉がありました。

 

人間の時間というのは二つある。一つは社会的な時間。つまり24時間。そしてもう一つ、個人的な、自分の時間」だと。そして「社会的時間がその個人的時間を搾取するとき、人はストレスを感じる

 

時間に支配されるのではなく自分でいかに支配していけるか。

鈴井さんは「間」を取って準備を取り、時間を支配しています。

 

5.机にずっと向かってる奴は仕事ができない

 

鈴木さんの記事や書籍を読んでいると

頻繁に出てくる言葉があります。

 

だって疲れるでしょ。

 

鈴木さんは、整理整頓や、ラクをすることが本当に上手らしいです。

でも仕事をする時は真剣にやります。

ただし、ずっと考えることはしない。

 

おれの場合は、本当に真剣に考えるのは、1週間のうちせいぜい1日。

真剣に考える日以外は整理に使う。

鈴木さんの言葉です。

 

よく学び、よく遊び、よく整理整頓をしてから一気に考える。

エネルギーを使う仕事だからこそ、疲れないように工夫します。

 

6.魔女の宅急便のキキの生き方をする

 

人間の生き方は大きく2つと鈴木さんは言います。

その時に鈴木さんはよく2つの例を出します。

 

魔女の宅急便の「キキ」の生き方か、

耳をすませばの「しずく」の生き方か。

 

「キキ」は、自分の持ち物である魔法使いの血を使って仕事をしようとする。

一方の「しずく」は目標を持って、小説家になろうとする。

 

鈴木さんは「キキ」の生き方の方がいいんじゃないの?とよく言われます。

 

ジブリではこんなことが多発したそうです。以下鈴木さんの言葉

 

僕はジブリって会社を作った人間の1人なんで、そういうことでいうとジブリで働く若い人たち、特に現場で働く人たち。

 

よく、がんばってる人に限って突然「辞めたい」って言ってくる人多かったんですよ。そういう人たちに実はある共通したことがあって、それはなにかというと、このままでは自分を見失いそう……だから辞めたいと。

 

ジブリでは夢を抱いて目標に向かってがんばってるんでしょうけどね、このままでは自分を見失う、だから辞めたい、っていう人に対して、僕は何を言い続けたかっていうと、「理想が高すぎんじゃない?」って。これを言い続けたんですよ。

 

要するに自分の理想とするある目標値があって、そこから現在の自分を見る、そんなふうに見たらすべてみすぼらしく見えるじゃないって。だからとりあえず目標とか理想の自分を置くのをやめてみたらって。

 

まさしく、まず目の前のことに全力で取り組むキキのような生き方を推奨されてます。

 

余談になりますが、東進ハイスクール林修先生とは同じ高校だそうです。

同じ「今でしょ!」の発想。仏教系の中高一貫校だったらしいのですが、

その発想が根底にはあるのかもしれませんね。

 

7.他人に求められる自分であり続ける

 

当時無名だったスタジオジブリを世界のアニメスタジオまで成長させた鈴木さん。

そんな鈴木さんが大切にする信条があります。

 

「他人に求められる自分こそ、本当の自分」

 

プロフェッショナル仕事の流儀でも「自分を信じない、他人を信じる」

という流儀が紹介されましたが、まさしくそれに通じる信条。

 

鈴木さんの元で3年間修行をした弟子である石井朋彦さん。

鈴木さんから学んだ内容をメモしたノートが段ボール3個分になり、

整理して纏めた内容が書籍化されております。

その本のタイトルも

「自分を捨てる仕事術」

 

「自分探し」「自分らしさ」「自己実現

自分探しが止まらない現代においてあえて矛先を自分に向けず誰かに向ける。向け続ける。

自分にこだわりすぎる人はどんどん心が狭くなる。と言います。

 

他人のことだけを考える。

人のことであればそれが例え深刻な問題でも自分は疲れません。

 

<リソース>

第一三共 ヘルスケア おれカラ」

<https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/orekara/kenja/toshiosuzuki1/>

ジブリの秘密は”4階”にあった-「時間と空間」をめぐる、鈴木敏夫プロデューサーの50年【上京物語】」

<https://suumo.jp/town/entry/ebisu-suzukitoshio/>

電ファミニコゲーマーインタビュー「ジブリ鈴木敏夫Pに訊く編集者の極意──「いまのメディアから何も起きないのは、何かを起こしたくない人が作っているから」

<https://news.denfaminicogamer.jp/interview/180215>

logmiBiz「スタジオジブリ名プロデューサーに学ぶ「仕事術」」

<https://logmi.jp/business/articles/175545>

書籍:「仕事道楽 新版-スタジオジブリの現場(岩波新書)」(鈴木敏夫

書籍:「自分を捨てる仕事術-鈴木敏夫が教えた「真似」と「整理整頓」のメソッド(石井朋彦

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